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ガイドしてるといろんな場面で冷や汗をかくことが多い。
でもあの時は、ほんと嫌な汗かいた。
アメリカ大西部ツーリングの参加者は男ばっかり10人。
ハーレーで無事にロサンゼルスに戻り、
その日の夜は最後の晩餐。パーティーパーティー!
レストランのセッティングをすることに。

みんなにリクエストを聞いてみた。
1.たばこが吸えること。
  ※アメリカのレストランは年々スモーキングシートが減って
   いて「たばこを吸いながら食事をする。」ことが難しい。
   (BARはまず問題ないですけど。)
   なので、このリクエスト。
2.酒が飲めること。
3.食事が早く出てくること。
  ※全部がそうとは限らないけど、アメリカのレストランは
   全般的に出てくるのが遅い。
   (デニーズは早いよ。「いらっしゃいませ!」と
   若いお姉ちゃんは出てこないけど。)
   なので、このリクエスト。

う~ん、ま、空いてて外にテーブルあるトコならいいっか。
と入ったサンセットストリートのとあるレストラン。
長いテーブルの両サイドに男5人づつ。
ワタシは店の他のお客さんに背を向けたお誕生日席。

男の店員がドリンクのオーダーを取りに来た。
「後から食事のオーダーに来るからね!」ってウインクしてった。
え~、アタシに気があんの~?!
また来た。
そいつがアタシの耳元で、
「オマエがコイツ等のボス?
ねぇねぇ、みんなはどんなのが好みかしらん?
紹介するからさぁ。」ってクネクネしてる。

え~~~~~~~~!!!ヤバイ!!!
後ろを振り向けば、そこには怪しい光景が広がっていた・・・。
他の客人達はみんな男2人で隣同士に座ってる。
キスしてるヤツ等もいる。
ほかの連中は、この団体アジアンっをじ~っと見てる。(狙ってる?!)
そうです。この店はゲイの皆様達専用?のレストランだったんです。
どうやらワタシは、『日本人ゲイツアーのガイド?』と勘違いされたようでして、
変な汗をかきかき「違う~~!」と説明すると、
「なんなのよ~。」っといきなりそっけなくされてしまいました。
あ~、思い出しただけで変な汗。

その後、トイレに行った客人が、
「一人は怖いぞ~。」とか、
「トイレの奥に扉があるんだよなぁ、
あれはいったいなんなんだぁ~。」
と、とっても楽しんで?いました。

でもね、たばこも吸えたし、酒も飲めたし、
食事は早くてスッゴク美味しかったし。リクエスト通りだったでしょ?
それにさぁ、ビバリーヒルズの側の、
一見素敵なレストランなんだもん。わかんないよ~。

旅の楽しみの一つでもあるお食事、楽しんでもらえましたか?
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